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情報省は、TV、ラジオ、新聞などの報道機関に対し、アルコール飲料の「ラッキードロー」に関する広告掲載を中止するよう指示した。「ラッキードロー」は青少年の飲酒増加の一因となっている。
ビール会社が頻繁に提供するラッキードローは、ビールの缶やボトルを購入すると、バイクやテレビ、無料ビールなどの賞品が当たるという仕組みで消費者を誘惑する。
8月21日付でクメールタイムズ紙に届いた書簡によると、情報省のキウー・カニャリット大臣は、このような宣伝は青少年の飲酒増加を誘引し、交通事故、暴力、強姦、その他の犯罪行為を増加させると述べたという。
「今後起こりうる諸問題を避けるため、同省はビールのラッキードローの広告を中止するよう、全てのメディアに求めている」
「住民、特に青少年をアルコール依存にさせる可能性があるビールのラッキードローの推進をやめるべきだ」
一方でこの書簡によると、クメール・ニュー・イヤーやウォーター・フェスティバルのような主要な祝祭日の前後15日間は、事前の認可のもとラッキードローの広告掲載が許可されているという。
また、この命令に従わない機関は処罰されると付け加えられたが、処罰の内容までは言及されなかった。
平和開発人民センターのヨン・キム・エン会長によると、同省が今回のような指令を出すのはこれが初めてではないという。しかし今まで具体的な処罰が取られなかったため、誰もこの指示に耳を傾けなかったのだ。
同氏は、「情報省が効果のない指示を出すのではなく、もし違反した場合に厳正な措置を取るなど、命令に対し徹底的に取り組むことを望んでいる」と述べた。
世界保健機関(WHO)の推測では、2015年にはおよそ2,000人がアルコールを原因として命を落としており、これは毎年4,400万ドルの経済的損失に相当するという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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