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日本政府は地雷撤去や農業、公共医療に関する3つのプロジェクトに資金提供をすることを承認した。
3つのプロジェクトに対する資金提供は昨日午前中に在カンボジア日本大使館において承認された。
合意書は堀之内大使によって署名がされ、資金提供額は1,389,888ドルにのぼるという。また、資金は日本の3つの非政府組織に分配される。
542,050ドルは日本処理を支援する会(JMAS)に分配され、地雷撤去の能力育成プロジェクトに使用される。
381,407ドルはInternational Volunteers of Yamagata(IVY)へ、466,431万ドルはワールド・ビジョン・ジャパンに分配され、タケオ州の母子衛生向上プロジェクトに充てられるという。
「日本による無償資金協力は経済や社会情勢を向上し、住民に恩恵をもたらすために行われる」と堀之内大使は話した。
「今日承認された3つのプロジェクトが日本とカンボジア両国の関係強化につながることを願っている」と続けた。
JMASカンボジア事務所の柴田代表は今回の無償資金援助はカンボジア地雷対策センターの能力向上と技術向上のために使用されるだろうと話した。
「カンボジア地雷対策センターのトレーナーがJMASの技術訓練に出席し、技術指導の訓練を受ける」と柴田氏は話した。また、訓練期間に受ける指導は他のカンボジア地雷対策センターの職員に引き継がれると続けた。
柴田氏は過去1年、JMASが2,334発の不発弾と81発の地雷、15発の爆弾を処理したことを明らかにした。
また、5,338人の人々に対し、地雷についての教育を行ったと同氏はクメールタイムズに話し、毎年約100人が地雷や不発弾で負傷していると続けた。負傷者の数は減少しているという。
IVYのプロジェクトマネージャーである松浦氏は今回の援助金はプレアヴィヒア州のオーガニック野菜栽培向上に充てられると話した。IVYはスヴァイリエン州にまたがる5つの区にある60の村に300人のメンバーを有している。
「今回のプロジェクトを通じて、IVYはプレアヴィヒア州の新たな3つの地区を含む地域で有機米栽培の支援を拡大する。」と松浦氏は話した。
同氏はIVYの職員が農業において、化学肥料の使用を懸念してることを明らかにした。
現在4つの地区に136,000ドルに相当する475トンのお米を販売しているメンバーが計205人いるが、同氏は今回のプロジェクトが終了するころにはメンバー数が3倍になると予測している。
ワールド・ビジョン・ジャパンのプロジェクト・マネージャーを務める松岡氏は今回のプロジェクトではタケオ州の2つの地区の医療改善に焦点をあてると話した。
「このプロジェクトでタケオ州の2つの地区に集中し、医療施設のスタッフ及び、村の支援チームを訓練し、医療施設の水のインフラを整備することにより母子保健を始めとする医療サービスの向上がなされるだろう」と松岡氏は話した。
「このプロジェクトにより子育てにおける良い循環がもたらされ、この地域の栄養失調の子供の数を削減できるだろう」と同氏は続けた。
phnompenhpost.com
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