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22日、プノンペン裁判所は中国人の男5人を、トゥール・コック地区で中国人の経営者を身代金目的で不法に監禁したとして逮捕した。容疑者はギャンブルで1万5000ドルの借金を抱えていたとみられている。
警察官のNuon Chantha氏は逮捕されたのをLee Jung Chuan容疑者(52)、Chen Chen容疑者(34)、Wang Xainwei容疑者(23)、Zhang Xiang容疑者(36)、Zhang Young Jian容疑者(24)と特定した。
同警察官は中国人5人を不法に監禁・脅迫した疑いで逮捕した。有罪判決を受けた場合、5年の懲役刑となる見込みだ。
Chantha氏によると、16日午後8時、匿名希望の被害者(45)はChamkar Mon地区のカジノに行き、持っていた全てのお金をすったという。
同氏は「被害者はカジノで使うための1万ドル(約110万円)を容疑者から借金し、使い切ってしまった。そこで被害者は損害を取り戻すために5000ドル(約55万円)をさらに借金したが、そのお金もカジノで使い切ってしまったようだ」と語った。
また、同氏は「被害者がお金を返せないと分かると、容疑者は被害者をタクシーに乗せて誘拐し、トゥール・コック地区にあるレンタルアパートまで誘拐した」と続けた。
容疑者は被害者を監禁し、暴行を行った。その後、容疑者は被害者の家族に被害者を解放する見返りとして、身代金1万5000ドルを要求した。
同警察官は「容疑者は借金を返さなければ被害者を殺すと脅していた。17日、被害者の家族は地元警察に今回の事件について通報した。そして、我々警察は容疑者を罠にはめた。被害者の家族に身代金を支払うふりをしてもらったのだ。18日朝、容疑者は被害者の家族に身代金をレンタルアパートに持ってくるように求めた」と語った。
そして、警察は被害者の家族のともにアパートに入り、容疑者を逮捕した。
警察は容疑者のアパートから手錠、携帯電話5台、その他監禁の際に使われていたとみられる道具を押収した。容疑者5人は裁判に備え、Prey Sar刑務所で拘留されている。
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