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20日、シアヌークビル州の管理当局はBuon自治体のロード400とロード500にある、露店やレストランの強制取り締まり捜査をおこなった。
21日に提出された市役所の報告によると、店のほとんどを中国人が経営する22のレストランと11の果物露店が2日間の違法雨よけパラソルの撤去を命じられたという。パラソルは道路における人々の通行を妨害していたようだ。
21日、シアヌークビル州のY Sokleng知事は、今回の違法行為の取り締まりは必要であったためおこなったと述べた。
同知事は「我々は日常的にこのような取り締まり行為を実施している。21日、我々は現場に向かい、パラソルの撤去を命じた。取り締まりは市の計画通り実施され、カンボジア人や中国人のような特定の国籍に標的を絞ったわけではない」と語った。
また、同知事は、今回のような取り締まりは市全体で日常的におこなっていき、一定の時間を要するものの、道から違法の設置物は撤去するつもりだと述べた。
Sokleng知事は「数日かけ、我々は6〜7店舗を訪れ、またその後日に8〜9店舗を訪問する。取り締まり捜査にはオーナーは概ね協力してくれるものの、一部の経営者は我々の命令に従わない。パラソルの撤去により不利益を被ることを恐れているのだ」と続けた。
同知事は「我々は全てのオーナーにパラソルの撤去に対する埋め合わせをしてあげることはできない。なぜなら道路は通行人のものであり、また違法に道路を占拠することは街のイメージを損なうことにも繋がっているからだ」と述べた。
21日、地方知事のYun Min氏は、国籍によって差別することなく今回の取り締まりが実施されたことを強調した。
同氏は「取り締まりは今後も国籍に関係なく、継続的に行っていく。オーナーが公道の通行に妨げとなる行為を続ける限り、我々は行動していかなくてはならない」と続けた。
Min氏は、オーナーには違法にパラソルを設置しないように求めているが、指示に従わなかった場合、強制的に撤去していると述べた。
同氏は「街を清潔に保ち、良い環境を保持し続けるためにはこのような行動が必要となるのだ」と語った。
出典:KhmerTimes
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