王宮前の鳩への餌やりが禁止に、当局が警告

プノンペン管理当局は市民に対し、王宮前で鳩に餌をやることを改めて禁じ、これに違反した者には罰金が課されると警告した。

17日、プノンペンDaun Penh地区は声明で、餌やりの取り締まりは王宮省と協力して行っていると述べた。

声明によると、王宮の前で鳩の餌を販売することは違法であり、取り締まり対象になるという。

同地区は「鳩に餌をやることを禁ずる理由は、鳩が糞をすることで人間の健康に被害が及ぼされるためだ。我々は鳩を販売する人々と話し合いを行い、王宮前で商売を行わないように警告した。ただ、依然として指示に従わずに餌を販売し続ける者もいる」と述べた。

声明の中では、市民に王宮前の代わりに鳩に餌をやる場所として、糞の掃除が楽な場所を紹介している。

プノンペンDaun Penh地区は「市民は王宮前から水祭りが行われる予定の場所の北側にあるPreah Ang Chao地区前や糞の掃除が楽なPreah Ang Dangkoeu地区で鳩に餌をやってほしい」と述べた。

17日、地区知事のSok Penhvuth氏は王宮前で鳩に餌をやることは違法だと述べた。

同氏は「鳩の餌やりに関して法を犯した者には5ドル（約550円）〜20ドル（約2200円）の罰金が課されることになる。王宮前に来る人々や露天商、その他市民はカンボジア王宮前をもっと魅力的な姿にするために指示に従ってほしい」と語った。

出典：KhmerTimes

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