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カンボジアは日本に対して、二国間の協力強化と観光客数増加のために、日本各都市からプノンペン・シェムリアップへの直行便を増加させるよう要請した。
12月7日〜8日にイオンモール セン ソック シティで開催された第3回日本観光展のオープニングセレモニーで、Thong Khon観光大臣は日本の各都市からプノンペンと日本人観光客からの関心も強いアンコールワットのあるシェムリアップへの直行便を増加させる意向を示した。
カンボジアの観光業において日本は主要なマーケットだという。
Thong Khon観光大臣はカンボジアへの外国人観光客で最も多いのは中国人だが、日本人も7番目に多いと話した。
「過去3年間、全日空(ANA)の東京-プノンペン間の直行便はうまくいっている。日本人とカンボジア人観光客に良いサービスを提供し、両国間の関係強化につながっている。」とThong Khon観光大臣は話した。
また、Thong Khon観光大臣によると、二国間の直行便を増加させることは第3国からの観光客の増加にも繋がるという。
カンボジア政府のオープンスカイ政策や到着ビザやEビザ、マルチプルビザなどビザが豊富に用意されていることが、カンボジアの、特に日本人観光客の継続的な成長につながったとThong Khon観光大臣は話した。
太平洋アジア観光協会のThourn Sinan会長はプノンペンポスト紙の取材に対して、新規直行便の就航は両国間の観光促進に繋がるため、観光業にとってはプラスに働くと話した。
「カンボジアを訪れる日本人観光客と日本を訪れるカンボジア人観光客が増加するため、観光業界は直行便の増加を歓迎する。」とThourn Sinan会長は話し、カンボジアは日本人観光客を受け入れる潜在性を秘めていると加えた。
一方で、Thourn Sinan会長はカンボジア政府に対して、現在の日本人観光客はシェムリアップに集中しているため、観光地を増やすよう呼びかけた。
Thourn Sinan会長によると、日本人観光客のカンボジアでの平均滞在日数は3日以上だという。
カンボジア観光省の報告書によると、今年1月〜9月にカンボジアを訪れた日本人観光客は昨年同時期比2.8%増の14万9470人だ。
昨年、カンボジアを訪れた日本人観光客数は21万人を超え、2017年に比較して3.5%増加したという。
一方、訪日カンボジア人観光客は2万人程度だった。
観光省のデータによると、カンボジアには12ヵ国86都市への国際線直行便が就航しているという。
平均的に、1週間当たり、プノンペン国際空港では414便、シェムリアップ国際空港では349便、シアヌークビル国際空港では67便の国際線が運行しているという。
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