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<地域住民への水供給の拡大が期待される水処理施設 KT / Sok ChanKampotより>
日本政府からの2600万ドル(約30億円)の支援で3年前に着工されたカンポット州の水処理施設の稼働準備が整ったという。
日本政府から国際協力機構(JICA)を通じて支援され、全長88.9kmにも及ぶパイプ建設などカンポットの水処理施設の拡大が行われた。
カンポット・ウオーター・ワークス(KWW)の責任者であるTy Kean氏は、2016年に開始した同プロジェクトは、昨年8月に竣工を発表し、4月2日から始動すると加えた。
「今回の建設された水処理施設は1日あたり7500㎥の水を供給することができ、貯水施設は1日あたり8250㎥まで貯水が可能だ。また88.9kmにも及ぶパイプの拡大も行なった」とKean氏は述べた。
同氏は、KWWはカンポット州に住む人々に水を供給することを目標にしていると述べた。
「カンポット水処理施設付近には1万3000人以上が住んでいる。今回のプロジェクト完了後、8814世帯(約67%)に対して水を供給することができる予定だ。KWW周辺に住む93%の人々に水を供給できることを望んでいる」と同氏は述べた。
「現在、2000世帯以上が水の購入手続きを行っている。カンポットの5つの地区とトエック チョウの6つの地域にサービスを提供している」と同氏は加えた。
Kean氏によると、KWWの建設前にカンポットは水不足を経験したと述べた。
今回の拡張した施設と既存の施設を合わせると、1日あたり最大1万3000㎥の水を貯水することができる。水の一日あたりの需要量は7500㎥だ」と同氏は述べた。
KWWによると、同水処理施設は日本の技術を使用し、Toek Chhou川からの水の供給及び測定を行っている。
Ty氏によると、住民が水を供給してもらうためには約13ドル(1300円)の手付金と約100ドル(1万円)を支払う必要がある。
出典:KHMER TIMES
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