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カンボジアで急成長しているシンガポール発の配車アプリ「TADA(タダ)」がプノンペンでデリバリー(宅配)サービスの無償提供を開始した。クメールタイムズ紙が報じた。
企業が顧客との繋がりを維持できるようにするための取り組みだという。
今週開始されたTADAのデリバリー(宅配)サービスは、同社の公式Facebookページにメッセージを送信するか、同社に直接連絡してサインアップをすれば、誰でも1ヶ月間の無料サービスを利用できるという。
TADAデリバリーは、カンボジアで初めてオンラインプラットフォームを使用しているという。
TADAデリバリーは、企業が顧客への配送を予約・追跡でき、ドライバーが受け取った支払いの管理、デジタル決済が全てアプリ内で完結するカンボジアで初めてオンラインプラットフォームを使用しているという。
TADAデリバリーを使用してフィットネス用品を販売するLifeshion Sports Shopは、「新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす人が増え、来店数に減少が見られた。しかし、TADAデリバリーと提携したことによって顧客と繋がることができ、商品を早く効率的に届けることができている。」と話した。
また、このデリバリーサービスは、TADAデリバリーの「バックボーン」とされているドライバーを支援するようにも設計されているという。
トゥクトゥクドライバーのPhally Haeさんは、「配車アプリで予約をする乗客の数は減少しているため、この新しいサービスは、ドライバーが仕事を続けるのに大きな助けになる。このサービスがなければ、生活が非常に困難になる。」と話している。
また、TADAは同アプリを通じて予約された配車に対して、ドライバーから手数料を受け取らないため、ドライバーの間ですでに非常に人気があるという。
TADAのゼネラルマネージャーであるPoly Chim氏は、「TADAは新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、配送システムを使用していないドライバーや地元企業に非常に必要な支援を提供している。
この1か月間のプログラムで企業がビジネスを継続し、顧客と連絡を取り続けるのに役立つことを願っている。」と話した。
TADAは、今後数か月以内にデリバリーサービスを開始する予定だったが、新型コロナウイルスが流行し、プノンペンのビジネスにおいて増加するニーズを満たすための計画を加速したと述べている。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。