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<写真:Unsplash>
カンボジア政府が、各国の経済団体に対して、カンボジアに入国する外国人への入国制限の一部を緩和することを発表した。
今後、カンボジア政府は関連省庁と最終調整を行い、通達を発表するとみられている。
各国の経済団体に対する説明によると、カンボジアに登記のある企業が保証人となる場合は、入国の際に支払いが義務付けられていた5万ドル以上の保険証書の提示と3000ドルのデポジットが不要になるという。
その場合、「搭乗する72時間以内に保健当局が発行したPCR検査に基づく新型コロナウイルス感染の陰性証明書」、「カンボジアで登記している会社・団体が保証人となることを記載した保証書」、「カンボジア政府作成のリストにあるホテルの予約票(1泊分)」の提出が必要になる。
カンボジアで登記している会社・団体が保証人となることを記載した保証書については、今週中に開設される見込みのオンラインシステムに情報を入力し、商業省(MOC)やカンボジア開発協議会(CDC)などの関係省庁が確認した後、QRコード付きの証明書が発行される。それに基づき在外公館でのビザ申請が可能となるという。
入国時に求められるホテルの予約票に関しては、政府が随時更新するリストの中から料金とグレードを選択することができるという。
この措置の主な対象者はカンボジア開発協議会(CDC)、カンボジア商業省(MOC)など関係省庁に登録のある企業や団体の社員とその家族、出張者、技術者などで、保証書があれば新規投資家も対象になる見通しだ。
提出が必要になる3つの書類を用意できない場合は、これまで通り、5万ドル以上の保険証書と3000ドルのデポジットが必要となる。
到着時に行われるPCR検査で、搭乗していた便の乗客から陽性者が確認された場合は、搭乗者全員に対し、同じ滞在先で14日間の隔離措置が講じられる。
現状では禁止されている入国後14日以内の出国も、今後は許可制になる見通しだ。
今回の入国制限が緩和されれば、滞在期間の短い投資家にとっても、カンボジアに渡航するハードルが下がることが期待されている。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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