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<写真:Unsplash>
15日、カンボジアのサーケン内務大臣は、ラオス当局の国境警備の緩さからラオスからカンボジアへ麻薬が密輸されていると述べた。
3月初旬、サーケン内務大臣はラオスのビエンチャンを訪れ、Vilay Lakhamfong公安大臣を訪問していたという。
サーケン内務大臣は、「ラオスでは膨大な量の麻薬が押収されており、カンボジアへ密輸されているのは限定的な量であることは、カンボジアにとってはいい知らせだ。」と述べた。
しかし、ラオス国内で薬物取引があった場合は措置が取られるものの、カンボジアへ流入する場合には措置は取られないという。
ラオスはタイ北東部、ベトナム、カンボジアへ合成薬を密輸する主要なルートとなっている。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、カンボジアでの麻薬の使用状況はかなり悪く、犯罪グループがゴールデントライアングルの外へ生産・販売を広げ、状況が悪化することを懸念しているという。
また、状況を悪化させている原因に賄賂があると指摘している。
カンボジアは、2017年に人権団体が「war on drugs」と呼ばれる汚職、薬物使用者の逮捕、刑務所の過密に対する非難を始めてから4年目となる。
国家薬物対策機関(NACD)によると、8月17日時点で約682キロの薬物を押収し、1万3460人を逮捕したという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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