新型コロナワクチン：医師や教師に優先的接種とフンセン首相が発言

＜写真：Khmer Times＞

フンセン首相が新型コロナウイルスのワクチン接種について、第1フェーズとなる100万回分のワクチンを接種できる第1グループについて言及した。クメールタイムズ紙が報じた。

クメールタイムズ紙の報道によると、フンセン首相は7日夜、新型コロナウイルスのワクチンは、感染リスクが高いとされる医療従事者、教師、軍関係者、刑務官、司法官などを対象に優先的接種を行うと述べた。

私立・公立大学、職業訓練校の生徒、建設労働者や他の労働者については、カンボジアが200万〜300万回分のワクチンを購入するとされる第2フェーズでの接種となるという。

COVID-19と戦う国家委員会は、8日にもビデオ会議でワクチンの接種開始について議論をするとみられている。

また、フンセン首相は、第1フェーズでワクチン接種の対象となる感染のリスクが高いグループは、ワクチンを無料で接種できると発表した。

新型コロナウイルスのワクチンは1人につき2回の接種が必要になる見通しで、第1フェーズの100万回分のワクチンでは50万人が接種できる見通し。

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