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<写真:The Phnom Penh Post>
フンセン首相は、新型コロナウイルスのワクチンをめぐって、先日ロシアが最終段階の臨床試験を開始した新型コロウイルスのワクチンをカンボジアに供給するようロシアに要請した。
ロシアが開発しているワクチンは1957年に旧ソビエトが世界で初めて打ち上げた人工衛星の名前にちなみ「スプートニクV」と名付けられており、今月9日に最終段階の臨床試験を開始した。
臨床試験では希望者4万人を対象に行われ、半年間経過を観察するとしている。
フンセン首相は新しく着任したAnatoly Borovik駐カンボジアロシア大使と会談し、24日に同首相のFacebookページを通じてワクチン供給の要請をした。
フンセン首相は自身のFacebookページでロシアに対して、ワクチンの開発成功を祝福し、世界各国で経済的・社会的に影響を与える新型コロナウイルスを抑制することに貢献すると述べた。
ロシア政府は8月上旬に、第2段階の臨床試験しか終わっていない時点で「スプートニクV」を承認していたが、一部専門家からは臨床試験期間が短すぎるため、ワクチンの安全性を疑問視する見方もある。
カンボジア保健省は、同国は世界保健機関(WHO)の承認を得たワクチンのみを購入するとしており、未だワクチンを購入する決定はしていないとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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