アストラゼネカ製ワクチン、3都市で接種開始へ

アストラゼネカ製ワクチン、3都市で接種開始へ
2021年03月08日 16時34分 公開
アストラゼネカ製ワクチン、3都市で接種開始へ

<写真:The Phnom Penh Post>

 

保健省によると、10日からアストラゼネカ製のワクチン接種がプノンペン、カンダル州、シアヌークビルで行われるという。

対象となるのは、接種を希望する60歳以上で、費用は無料。

同ワクチンは、インドの「セラム・インスティテュート・オブ・インディア(SII)」が製造し、2日にカンボジアへ到着していた。

 

保健省によると、地方当局は、60歳以上の住民に対し、それぞれの地域の病院で予防接種を受けるよう勧めているという。

一方で、中国から受け取ったシノファーム社のワクチンについては、18歳〜59歳の医療従事者や軍人、政府関係者などを優先して接種を行なっている。

保健省によると、2月10日〜3月6日までに合計7万8825人の民間人がシノファーム製のワクチン接種を行い、国防省は9万6080人の軍人に対して予防接種を行ったという。

 

アストラゼネカ製のワクチンは、3月2日に第1段階分として32万4000回分がカンボジアへ到着していた。

カンボジアは同ワクチンをCOVAXファシリティを通じて合計110万回分受け取る方針で、残り分は5月末までに到着するという。

また、シノファーム社のワクチンについては、合計100万回分のうち、60万回分が2月7日に到着しており、残り分は4月のクメール正月前に到着する予定だという。
 

 

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