おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
カンボジアで地雷探知で大活躍したアフリカオニネズミの「マガワ」が引退することとなった。
活動開始から5年を迎え、動きが鈍くなってきたためだという。
2014年にタンザニアで生まれたマガワは、体重は1.2キロ、体長は70センチ。
地雷や結核患者を発見するための教育団体であるベルギーの慈善団体APOPOでトレーニングを受け、カンボジアのシェムリアップ州とプレアヴィヒア州で地雷探知の活動を行なっていた。
このマガワは、地雷の上を歩いても爆発させないほど体重が軽く、人であれば最長4日かかるテニスコート分の地雷探知をわずか30分ほどで終えられる素早さが地雷の探知に適しているとされていた。
マガワはこの5年間で地雷71発、不発弾38発を発見し、東京ドーム約5個分(サッカー場31個分)の敷地を人々が住めるようにしたという。
マガワは昨年、多くの命を救ったことから、イギリスの動物愛護団体PDSAから、金メダルが贈られていた。
仕事が休みの時には昼寝をしたり、バナナやピーナッツを食べたりするのが好きだというマガワは、引退後、育てられたAPOPOでのんびり過ごす予定だという。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。