カンボジア、アストラゼネカ製ワクチン購入を交渉 追加接種に使用で

カンボジア、アストラゼネカ製ワクチン購入を交渉 追加接種に使用で
2021年08月13日 17時21分 公開
カンボジア、アストラゼネカ製ワクチン購入を交渉 追加接種に使用で

<写真:Khmer Times>

 

免疫向上とカンボジア国内で感染が拡大している変異株への感染防止を目的に、カンボジアは追加接種(ブースター)として使用するアストラゼネカ製ワクチンを購入するため交渉を行なっているという。

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

カンボジア保健省のYork Sambath秘書官によると、カンボジアは日本、韓国、インド、イギリスなどの国とアストラゼネカ製ワクチンの購入について交渉を行っているという。

また、ワクチン接種プログラムの計画や管理などの権限を持つ新型コロナウイルスに関する国家委員会は、手頃な価格でワクチン購入ができる国を探すため、2回の会合を開いたと明かした。

 

カンボジアでは、8日から医療従事者や軍人などの最前線で働く労働者を対象に、シノファーム製またはシノバック製ワクチンを2回接種した人へ追加接種を開始している。

Sambath秘書官によると、政府はシノファーム製またはシノバック製ワクチンを2回接種した人全員への追加接種を計画しているという。

しかし、この決定についてはフンセン首相次第のため、追加接種に必要となるアストラゼネカ製ワクチンの数は明らかになっていないとしている。

 

12日、カンボジアにノバック製ワクチン300万回分が到着。

Sambath秘書官は、カンボジアでは集団免疫を獲得するため1000万人へのワクチン接種を目標としており、現在は約2400万回分のワクチンを受け取ったと述べた。

さらに、8月下旬には追加でワクチン200万回分が到着する予定だという。


一方で、Aun Pornmoniroth経済財政大臣は、日本政府に対して物資や技術、経済的な支援に感謝の意を示し、引き続きカンボジアへアストラゼネカ製ワクチンを供給し、支援するよう要請したという。

 

 

 

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