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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジア保健省のOr Vandine報道官は、新型コロナウイルスの変異株のミュー株が、アルファ株やデルタ株と同様の経路で、国内に持ち込まれる可能性があることについて懸念を示した。
プノンペンポスト(電子版)が報じた。
13日、スバイリエン州で行われたワクチン接種キャンペーンを締めくくる式典で、Vandine報道官はミュー株はカンボジア国内では未だに確認されていないものの、世界約40カ国で確認されていると話した。
Vandine報道官はミュー株が国内に持ち込まれる可能性があるとし、アルファ株やデルタ株と同様に、感染防止策を講じなければ感染が拡大するとした。
また、カンボジアの公衆衛生システムは新しい変異株に対処する計画を立てており、保健省は引き続き新型コロナウイルスの状況を管理し、悪化を防ぐことができると続けた。
ミュー株は8月30日に世界保健機関(WHO)が注目すべき変異株として位置付けた。
WHOによると、ミュー株は2021年1月にコロンビアで初めて確認されて以来、南米やヨーロッパで感染が確認され、特にコロンビアとエクアドルで増加傾向にあるという。
さらに、予備的なデータではベータ株と同様にワクチン接種などにより獲得した免疫が低下するという報告があるとされているが、詳しい性質を確定するにはさらなる研究が必要だとされているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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