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<写真:Khmer Times>
2日、フンセン首相は、ミャンマーの軍事政権により外相に指名されているワナ・マウン・ルウィン氏を6日にカンボジアへ招くことを明らかにした。
ASEANでは首脳会議でミャンマーの欠席が続いていることから、2022年にASEAN議長国を務めるカンボジアとしては、事態の打開に乗り出す狙いがあるとみられている。
国営メディアによると、フンセン首相は2日に行ったシアヌークビルでの演説で、ワナ・マウン・ルウィン氏を6日〜7日にかけてカンボジアへ招くとし、自身もミャンマーへ訪問する考えがあると明かした。
ASEANでは、ミャンマー国内での政治的混乱に歯止めがかかっていないことなどから、ミャンマー軍トップの首脳会議への出席を認めていない。
これに反発した軍も代理を出席させていないことから、首脳会議でのミャンマーの欠席が常態化しつつある状況だ。
ミャンマーの欠席について、フンセン首相は、ASEANで最も重要なことは全会一致の原則で、10か国でなければならず、9か国ではだめだと訴えている。
ミャンマー情勢の打開を巡っては、10月11日〜14日にASEAN特使であるブルネイのエルワン第2外相がミャンマーを訪問することで調整が進んでいたが、国軍が受け入れを拒否していた。
これに先立つ10月4日には、マレーシアのサイフディン・アブドゥッラー外相が、ASEAN外相会議でミャンマーの除外について言及。
インドネシアのルトノ・マルスディ外相もASEAN特使の活動に肯定的に応じようとしないミャンマーには通常の対応を取るべきではないとの意見もあると発言していた。
一方で、タイやベトナムなどは慎重な姿勢を示している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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