フンセン首相、1月7〜8日にミャンマー訪問へ 国軍トップと会談

フンセン首相、1月7〜8日にミャンマー訪問へ 国軍トップと会談
2021年12月08日 14時28分 公開
フンセン首相、1月7〜8日にミャンマー訪問へ 国軍トップと会談

<写真:Khmer Times>

 

7日、フンセン首相はプノンペンでミャンマー国軍が外相に任命したワナマウンルウィン氏と会談し、1月7〜8日にミャンマーを訪問する意向を示した。

2022年、ASEAN議長国を務めるカンボジアのフンセン首相は、この訪問でミン・アウン・フライン国軍総司令官と会談する方向だという。

 

フンセン首相は、ASEANで最も重要なことは全会一致の原則で、10か国でなければならず、9か国ではだめだと訴え、議長国として早期の事態打開に意欲を示している。

 

2月にクーデターが発生してから、外国首脳がミャンマーを訪問するのは初めてとなる。

国軍は、10月11日〜14日にミャンマーを訪問することで調整が進んでいた、ASEAN特使のエルワン第2外相(ブルネイ)の受け入れを拒否していた。

 

ASEANでは、ミャンマー国内での政治的混乱に歯止めがかかっていないことなどから、ミャンマー軍トップの首脳会議への出席を認めていない。

また、反発した軍も代理を出席させていないことから、ミャンマーの欠席が常態化しつつある状況だ。

 

マレーシアやインドネシアがASEANからミャンマーの除外について言及する中、カンボジアは国軍との対話に前向きな姿勢をみせている。

 

 

 

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