カンボジア保健省が入国手順書を発表

カンボジア保健省が入国手順書を発表
2021年12月08日 15時36分 公開
カンボジア保健省が入国手順書を発表

<写真:Khmer Times>

 

6日、保健省がカンボジアへの帰国者と外国人旅行者の入国規制を定めた標準作業手順書(SOP)を発表した。

クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。

 

11月15日、フンセン首相は必要回数のワクチン接種を完了した入国者について、到着後の検査で陰性が確認されれば隔離を免除することを発表していた。

一方で、必要回数のワクチン接種を終えていない場合には、入国後14日間の隔離を講じる必要がある。

 

保健省のマム・ブンヘン大臣によると、18歳以下の入国者については、成人の保護者が同行していればその成人と同じ措置が講じられるという。

必要回数のワクチン接種をしておらず、1人または成人がいないグループで入国する場合には、指定のホテルまたは施設で14日間の隔離措置を講じるという。

 

全ての入国者に対しては、入国後の検温や迅速検査、入国72時間前に受けたPCR検査の陰性証明書の提出が義務付けられている。

さらに、迅速検査で陽性判定が出た場合には、管轄当局によって設置された専用の施設でPCR検査を受けなければならない。

 

PCR検査で陽性が確認された場合、無症状または軽症であれば、自宅やその他の場所での隔離が講じられるという。

また、自己隔離に適した場所がない場合、保健省が指定したホテルで隔離を行う必要があるとしており、費用は自己負担となる。

 

重症化した場合には、病院または治療センターに搬送され、外国人の治療費は自己負担、カンボジア国民は無料だという。

 

ブンへン大臣は、変異株にかかわらず、新型コロナウイルスの感染状況が変化した場合には、これらの規制や手順は変更される可能性があるとしている。

 

 

 

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