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<写真:Unsplash>
7〜8日にフンセン首相がミャンマーを訪問し、ミン・アウン・フライン総司令官と会談を行ったことについて、各国で意見が分かれている。
13日、マレーシアのサイフディン外相は、ASEAN議長国の首脳としてミャンマー訪問は避けるべきだったと批判。
ミン・アウン・フライン総司令官と会談を行ったことから、国軍による統治を容認したと受け止められかねないと懸念を示した。
今回の訪問についてはミャンマーの民主派からも反発が起きており、訪問前にはヤンゴンにあるカンボジア大使館周辺では爆発騒ぎが発生。
軍政に抗議する市民の間では、「反フンセン」デモが行われ、フンセン首相の写真にバツを書いたり、踏みつけたりする様子がSNSや独立系メディアに掲載されていた。
一方で、ラオスとベトナムはフンセン首相の仲介努力を評価。
8〜10日にラオスのパンカム首相がベトナムを訪問し、チン首相と会談をした際、両首脳はフンセン首相のミャンマー訪問を支持することで一致したという。
また、昨年4月の臨時首脳会議で合意した「暴力を即時停止し、全当事者が最大限自制」「全当事者が平和的解決に向け対話を開始」「対話促進に向け、ASEANが特使を派遣」「ASEANによる人道支援の提供」「特使のミャンマーの全当事者と面会」について、両首脳は特に暴力の停止と人道支援でのフンセン首相の役割を評価したという。
フン・セン首相との会談後、ミン・アウン・フライン総司令官は、今年末まで全少数民族武装勢力との停戦宣言を延長すると一方的に表明していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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