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<写真:Khmer Times>
フンセン首相は、シェムリアップ州で建設中の新空港が、中国の戦闘機を受け入れるために使用されるという誤った情報を流さないよう、警告を発した。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
この警告は、リアム海軍基地や中国出資のココン港プロジェクトで、中国海軍が駐留する可能性があるという情報が流れたことを受けてのものだという。
フンセン首相は3日、シェムリアップ・アンコール国際空港建設の進捗状況を視察した際、中国の戦闘機を着陸させたければどこの空港でも可能だとし、同空港が中国の戦闘機を着陸させるためのものだと推測しないように呼びかけた。
また、カンボジアは外国の軍事的な存在感は必要としておらず、必要なのは外国人観光客のみだと続けた。
シェムリアップ国際空港は、2020年3月15日に着工し、約8億8000万ドル(1079億円)の建設費用が投じられている。
2018年には、フンセン首相が、中国がココン州に海軍基地を建設する計画で政府に働きかけていると報じられ、これを否定していた。
また、2019年7月には、米紙「ウォールストリート・ジャーナル」が、カンボジアが中国による基地の独占的な軍事利用を認める見返りに、中国がインフラ整備をするという密約を結んだと報じ、カンボジアはこれについても根拠がないして否定していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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