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<写真:Khmer Times>
フンセン首相の護衛を務めていた元軍人2人が19日、土地詐欺でマレーシア企業から700万ドル(約9億8552万円)近くを騙し取った疑いでプノンペン裁判所から起訴された。
2人は2018年から2019年にかけてカンポット州Chhuk地区にある200ヘクタール以上の土地売却に関する詐欺を行ったとされている。
法廷文書によると、Hay Chanphearith被告(45)とLim Meansok被告(54)は刑法第629条「公的文書の偽造」、630条「偽造公的文書の使用」で起訴され、有罪判決が下されれば5〜10年の禁錮刑となる。
また、Meansok被告は刑法第391条および第392条の「背任」の罪で起訴されており、有罪の場合には6ヶ月〜3年の刑期が科される。
被告人らは11月15日に逮捕され、現在は公判前勾留されている。
内務省刑事警察局のHeng Bunrith氏は、2018年に当時軍幹部で土地ブローカーでもあった被告人2人が、マレーシア企業「Winhill City Co Ltd」の代表であるマレーシア人投資家とカンボジア人女性との間に202ヘクタールの土地に関する契約を結び、価格は700万ドルであったことを明らかにした。
同氏によると、マレーシア人の投資家は段階的に667万ドル(約9億3902万円)を支払い、残りは土地譲渡書類の後に支払うことになっていたという。
2019年2月27日、被告2人は土地の場所を示す地図と共に譲渡書類を届け、残りの支払いを要求した。
しかし、被害者が関係当局の確認のために書類を持参したところ、国有地であることを知らされたという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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