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<写真:Khmer Times>
世界銀行はカンボジアの環境省と内務省、経済財務省、公共事業運輸省が実施する固形・プラスチック廃棄物改善プロジェクトの調査・管理に対し、6000万ドル(約84億8226万円)の融資を行った。
内務省は21日、同プロジェクトが快適で美観に優れた環境を提供することを目的とし、世界銀行が6年間で6000万ドルを融資するプロジェクト下にあることを確認した。
同省のChorn Choeun氏は22日、同プロジェクトが正式承認から6年後となる2023年に開始される可能性があることを明らかにした。
同プロジェクトの資金はインフラと資源に使用され、シェムリアップ州、コンポンスプー州、カンダル州で実施される予定である。
同氏によると、同プロジェクトには4つの省庁間の協力が必要であり、それぞれが異なる役割を担っている。
公共事業・運輸省はインフラ構築、内務省はサブナショナルな技術・セキュリティ業務のサポート、環境省はごみ、固形・プラスチック廃棄物に関する文書や規制、法律などの分野のサポート、経済財務省は予算の管理を行う。
人々の不法投棄が減少し、同プロジェクトが成功するためには国民や当局、関係機関の参加が不可欠である。
環境省のNeth Pheaktra報道官によると、カンボジアは1日あたり1万トン以上、年間400万トン以上の固形・プラスチック廃棄物を排出しており、同プロジェクトが固形・プラスチック廃棄物管理を改善することが期待される。
同国で排出される廃棄物のうち60〜65%が有機廃棄物、約20%がプラスチック廃棄物、残りが固形廃棄物であるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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