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<写真:The Phnom Penh Post>
シアヌークビル州当局と水供給会社「Anco Water Company」は、7日夜にKbal Chhay地区の第2ダムが決壊し、300万㎥以上の水が失われたことを発表した。
同社ゼネラル・マネージャーのNam Kie Teng氏によると、Anco Kbal Chhay第2ダムの決壊箇所は10m以上にわたり、貯水池から浄水場に水を送るポンプの1つが故障している。
また、押し寄せた水により現場付近の電柱数本が破損した。
この決壊によってシアヌークビル州内を中心に、清潔な水の供給に大きな支障をきたしており、高台や水道管の末端に近い場所では、少なくとも1週間は清潔な水が不足する可能性がある。
同社はKbal Chhayエリアにポンプ2台と貯水池4つを持っており、シアヌークビル州にある浄水施設へ水を送っている。
同施設では1日に水需要量の8㎥を超える15万㎥以上の水を生産することができる。
しかし、ダムの決壊とポンプ2台のうちの1台が故障したことで、浄水施設への供給量が減少し、Sihanoukville、Prey Nop、Stung Havといった各地域の給水量に影響が出ている。
同社のエンジニアは州の公共事業運輸局、州の電力会社、地元当局などと協力してダムの修復を急ぐとともに、第3ダムへの新しいポンプの設置作業を行っているという。
シアヌークビル州のKuoch Chamroeun知事は住民に対し、可能な限り節水をするように呼びかけている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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