カンボジア、中国と12の二国間協力協定に調印

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアは中国と包括的戦略パートナーシップをさらに深めることを目的に、12の二国間協力協定に調印した。

フンセン首相は10日、訪問先の北京で二国間首脳会談を終えた後、李克強国務院総理と調印式を行なった。

調印された文書は、「新時代の未来を共有するカンボジア・中国コミュニティ構築における協力強化に関する協定」「中国政府の無償資金協力によるクラチエ大学開発プロジェクトフェーズ2に関する協定」「貿易・経済協力に関する行動計画2023-2024」「カンボジアから中国へ輸出される生きた水生動物の検疫・衛生要件に関する議定書」「カンボジア情報省と中国中央ラジオテレビ総局の協力に関する覚書」「カンボジア王国政府官報（AKP）と中国の通信社（新華社）の協力に関する協定」など多岐にわたっている。

また、文化遺産保護に関する共同声明や開発協力計画の覚書、貧困削減協力のための意見交換などの他、カンボジアの不発弾削減プロジェクトのための補助金440万ドル（約5億8120万円）の引渡しと受諾書、コンポントム州のダンカンビット（Dang Kambit）貯水池開発プロジェクトの枠組み協定と譲許的ローン協定も締結された。

今年は中国カンボジア国交樹立65周年であり、両首脳は調印式の後に「中国・カンボジア友好年」を正式に開始した。

同日夜、フンセン首相は中国外務省・文化観光部の協力でカンボジア商務省と中国国際貿易促進委員会、カンボジア商工会議所、中国国際商工会議所が主催したカンボジア・中国ビジネス・投資・観光フォーラム開会式の主宰を務めた。

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