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<写真:Khmer Times>
シアヌークビル州のKuoch Chamroeun知事によると、同州内では高層ビル1006棟のうち359棟が未完成のまま放棄されており、当局がその再生戦略を策定し、フンセン首相の承認を待っているという。
ラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年8月、新型コロナウイルスの影響による中国人投資家の撤退が原因で、1000棟以上の建物が未完成の状態であるとして報道した。
カジノプロジェクトへの出資後に当局の取り締まりを恐れた投資家が撤退するケースや、違法賭博の取り締まりで複数のビルプロジェクトが中断・放棄となるケースもあったという。
Chamroeun知事によると、同州の建設部門はパンデミックによって打撃を受けたが、現在は合法的な投資家が建設プロジェクトを再開し、回復しつつある。
しかし、依然として放棄された建設プロジェクトが、開発者や請負業者、コンサルタント、顧客等の関係者、周囲の環境に悪影響を及ぼすことが懸念されている。
こうした問題に対処するため、Aun Pornmoniroth経済財政相は州当局と共同で特別委員会を立ち上げ、放棄されたプロジェクトの再生戦略を策定し、フンセン首相へ提出した。
カンボジア最大の観光地の1つであるシアヌークビル州には、高層ビルが立ち並び、不動産分野でも大きな可能性を秘める。
Chamroeun知事はビル建設問題の解決と一刻も早い経済正常化を望んでいる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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