国土管理・都市計画・建設省、安全のため建物検査を強化

国土管理・都市計画・建設省、安全のため建物検査を強化
2022年09月09日 15時24分 公開
国土管理・都市計画・建設省、安全のため建物検査を強化

<写真:Khmer Times>

 

近年プノンペンで高層建築物の建設が進む中、国土管理・都市計画・建設省は高層ビルの欠陥や不十分な検査が国民を危険にさらすとして、構造物の品質と安全性を向上させるために建物検査の強化を行った。クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

同省のLy Raksmey国務長官によると、同省はシアヌークビル州とプノンペン都内の高層建築物を重点的に監視・検査している。

 

Raksmey国務長官は「ほとんどの高層ビルが技術基準に従って建てられており、重大な問題は見つかっていない。発見されている基準を下回る建造物のほとんどが低層ビルであった」と述べている。

 

カンボジア建設・木材産業労働組合連盟のSour Chlonh氏は国土管理省による建物の検査に感謝の意を表すとともに、同省に対して建設労働者の条件や安全設備の使用に関する不備を確認することを目的として、利害関係者が検査に関与するように要請した。

 

カンボジアでは建設中に建物が倒壊する事故が度々発生しており、同氏は建物が合法的に建設されていたとしても、労働者が安全装置を受け取っていなければ安全要件にギャップがあると指摘する。

 

検査により建築の変更や修正があれば建物の倒壊から労働者の安全を守ることができるため、三者構成での確認が必要だという。

 

 

 

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