消費者保護・競争・詐欺抑圧局、クメール正月中の市場検査を強化

消費者保護・競争・詐欺抑圧局、クメール正月中の市場検査を強化
2023年04月14日 12時00分 公開
消費者保護・競争・詐欺抑圧局、クメール正月中の市場検査を強化

<写真:The Phnom Penh Post>

 

カンボジア消費者保護・競争・詐欺抑圧局(CCF)は、クメール正月中の消費者保護に向け、国内で市場検査を強化するように職員へ要請した。

 

CCFのPhan Oun長官によると、市場検査の強化は規格外品や偽造品、期限切れ品、禁止化学物質や残留農薬が含まれる商品の流通防止を目的としている。

 

こういった商品は国民の健康や経済的利益に影響を与える可能性がある。

 

CCFは1〜3月に掛けて198件の市場検査を実施し、2022年同時期に押収・処分された12.6トンから約40%減となる基準値未満の商品7.4トンを押収した。

 

CCFは消費者保護法の執行を継続するとともに、全てのメーカーや生産者、卸売業者や流通業者、取引業者やベンダーに対して、誠実な事業の推進、消費者の健康や安全、利益保護を呼び掛けている。

 

ヘレン・ケラー・インターナショナル・カンボジアのHou Kroeun副カントリーディレクターによると、連休中の検査強化は消費者の健康を守るための適切な方法である。

 

同氏はCCFが連休中も高い検査基準を維持することを要望している。

 

CCFは市場検査に加え、2023年第1四半期に23の教育施設や41の倉庫で検査を行なった。

 

倉庫からは偽造品や規格外品、知的財産権侵害の可能性がある商品が押収されており、現在も調査が進められている。

 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories