プノンペンで宝石商が強盗被害、駆けつけた夫が銃撃で負傷

＜写真：Khmer Times＞

18日午前7時、プノンペンのストゥンミエンチェイ旧市場裏で金・宝石商の女性が20万ドル（約2770万円）以上を強奪され、その夫が負傷する事件が発生した。

同市場の金・宝石商であり、ひったくり被害に遭ったUng Phallaさん（52）によると、同氏は同市場で販売するためのプラチナや宝石、リエルとドルが入ったバッグを持ち、家を出た。

同市場へ向かう途中に容疑者4人がバイク2台でPhallaさんに近づき、拳銃を振り回して持っていたバッグをひったくったという。

Phallaさんの夫で国境警察官のOn Hak（55）さんは、自宅付近で発生した強盗事件を目撃して駆けつけたが、拳銃で撃たれて頭を負傷した。

その後、容疑者らは現場から逃走したという。

現場に駆けつけた警察はPhallaさんから事情聴取を行い、現在は容疑者特定に向けて捜査が行われている。

現在は捜査中であるため、詳細な情報が明らかにされていないが、ストゥンミエンチェイ第1町のThan Channa警察署長によると、被害者自宅の外に設置された監視カメラの映像から犯人を特定し、逮捕する予定である。

今回の武装強盗事件は今年に入って初めてのことであり、警察はプレークプノウ区とポーセンチェイ区の他の警察部隊と情報共有を行なっている。

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