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<写真:Khmer Times>
関税消費税総局(GDCE)の報告によると、カンボジアの輸出額は2023年1月~5月期に昨年同期の94億1000万ドル(約1兆3100億円)から2.4%減少し、91億8000万ドル(約1兆2800億円)となった。
同国の主な輸出品は衣料品や履物、旅行用品、自転車、米、ゴム、キャッサバ、バナナ、マンゴーなどである。
同期間中の輸出先上位5カ国は米国とベトナム、中国、タイ、日本であった。
米国への輸出は同期間中に前年同期の37億3000万ドル(約5203億4600万円)から14.3%減少し、31億9000万ドル(約4450億1500万円)であったが、カンボジア最大の輸出市場を維持している。
ベトナムへの輸出は10億8000万ドル(約1506億3600万円)から22%増の13億2000万ドル(約1841億1100万円)、中国への輸出も13.3%増の5億8800万ドル(約820億130万円)であった。
商務省の報道官であるPenn Sovicheat氏によると、カンボジアの国際市場、特にRCEP加盟国への輸出が著しく増加しており、長期的に同国製品の魅力が高まっている。
カンボジアの貿易成長率は今年以降も期待できるものになるという。
2022年に発効したRCEPは東南アジア諸国連合(ASEAN)の10加盟国を含むアジア太平洋15カ国と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国からなる。
一方で、同期間中の輸入総額は前年の130億5700万ドル(約1兆8200億円)から22.6%減少し、101億900万ドル(約1兆4100億円)であった。
カンボジアの主な輸入品目は石油・ガス、衣料品・履物・旅行用品の原材料、車両、機械、電子機器、消費製品などである。
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