カンボジアと日本の二国間貿易、5ヶ月間で7億ドルに迫る

カンボジアと日本の二国間貿易、5ヶ月間で7億ドルに迫る
2023年06月15日 15時39分 公開
カンボジアと日本の二国間貿易、5ヶ月間で7億ドルに迫る

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア関税消費税総局によると、2023年1~5月のカンボジアと日本の二国間貿易額は合計約6億9900万ドル(約987億3700万円)となった。

 

2022年の同時期との比較では10.2%の減少であったが、両国の貿易額は中国と米国、ベトナム、タイに次いで5位に順位付けられている。

 

同期間中のカンボジア対日輸出額は約4億4200万ドル(約624億3400万円)、輸入額は約2億5700万ドル(約363億160万円)であった。

 

5月の輸出額は前年同月の約6900万ドル(約97億4600万円)から20.4%減の約5500万ドル(約77億6900万円)となっている。

 

植野篤志駐カンボジア日本大使によると、日本の投資家はカンボジアに多くの可能性を見出しているという。

 

カンボジアはメコン川中流に位置し、タイやベトナムとの交流が容易であり、労働力が若く、タイやベトナムの労働力よりも安価である。また、他国のような複雑な条件もあまりない。

 

カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭によると、カンボジアと日本の貿易は両政府の良好な関係によって順調に増加しており、日本市場を含む国際市場への輸出品生産に向けてカンボジアへ投資する日本企業も増加している。

 

 

 

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