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<写真:Khmer Times>
カンボジア国立銀行(NBC)の高官によると、同国の電子システムによる決済額が2022年に国内総生産(GDP)の約1000%に達した。
同国における電子決済の金額は約3000億ドル(約43兆1400億円)に増加しており、世界最高額となっているという。
NBCのChea Serey副総裁はKhmer Timesの取材に対し、同国では電子決済の取引量と決済額の両方が毎年200~300%増加していることを明らかにした。
同副総裁は「カンボジアの電子決済額はおそらく世界最高の数字である。他国の数字を持っていないのでカンボジアより高い国が1つか2つはあるかも知れない」と述べている。
NBCの銀行監督レポート2022によると、デジタル決済は35の決済機関と金融当局、中央銀行からそれぞれライセンスと許可を得た2つの銀行・金融機関が提供するサービスを通じて行われており、決済取引件数は2021年の7億800万件から2022年は10億件に増加した。
電子ウォレット口座の作成に登録された銀行・金融サービスの数は2022年時点で1950万口座に増加し、銀行・金融機関はインターネット・バンキングおよびモバイル・バンキング用の決済カードを1230万枚発行している。
NBCはクロスボーダー決済の開発やQR決済を促進するため、KHQRコードで国の決済システムインフラの近代化を開発し、強化してきた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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