カンボジアと中国の外交樹立65周年、両国関係はより強力に

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアのノロドム・シハモニ国王と中国の習近平国家主席は、両国の外交関係樹立65周年に祝辞を交換し、伝統的な友好関係と二国間協力を継承するとともに、未来を共有する中国・カンボジア共同体を構築することを誓った。

習近平国家主席はシハモニ国王に送った祝賀メッセージの中で、2023年初頭の北京での会談や複数回に渡る書簡の交換を振り返るとともに、政治と生産能力、農業、エネルギー、安全保障、人的交流の優先6分野における両国の協力枠組みを評価した。

シハモニ国王はメッセージの中で、相互信頼と互恵の協力に基づき、両国が包括的な戦略的パートナーシップを確立し、断ち切れない「鉄壁」の友情を築いてきたと述べ、カンボジアは中国と様々な分野で協力を深め、両国と両国民に利益をもたらし、地域と世界の平和、安定、繁栄の促進を望むことを伝えた。

また、中国の李強首相とカンボジアのフンセン首相も19日に祝賀メッセージを交換している。

カンボジア王立アカデミーの国際関係研究所のキン・ペア所長によると、習近平国家主席とシハモニ国王が祝辞を交わしたことは、両国の関係が10年ごとに深まっていることを示すものである。

カンボジアと中国の関係は政治、社会、文化、特に経済成長の分野で発展、深まっているが、カンボジア政府は世界の他の国々との関係を拡大することにも常に前向きであるという。

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