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<写真:Khmer Times>
カンボジアのフン・マネット首相は、29日にプノンペンで開催された縫製工場労働者との懇親会で、国内農業の強化に向けて1億ドル(約146億2850万円)の予算を確保していることを発表した。
この予算は水稲、精米、野菜などの農産物の価格安定に貢献するとともに、灌漑システムの改良や農業専門家の育成にも活用される予定である。
同首相は農産物の価格が国際市場の需要に依存しているため、新たな予算が農家にとって価格の安定化に寄与すると指摘している。
また、全国のコミューンに農業担当官を配置し、農民と直接連携する計画も明らかにした。
農業はカンボジア経済の基盤となる産業の1つであり、農林水産省の報告によれば、同国は2023年1月〜7月に68の国と地域に451万トンの農産物を輸出し、約26億3000万ドル(約3847億2960万円)の収入を得た。
カンボジアの主要な輸出品目には、米、ゴム、キャッサバ、マンゴー、生鮮バナナ、胡椒、カシューナッツ、リュウガン、トウモロコシ、パーム油などが含まれている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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