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<写真:Khmer Times>
カンボジア農林水産省の報告によると、同国は今年1〜9月の間に550万tの農産物を輸出し、約32億ドル(約4753億2320万円)の収入を獲得した。
農産物の輸出量は、前年同期に比べて13%減少している。
カンボジアの主な輸出品目は、米、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、パーム油、コショウ、タバコなどである。
精米輸出は3億9500万ドル(約586億7270万円)、籾米輸出は6億5800万ドル(約977億3830万円)を記録し、米以外の農産物輸出は21億6000万ドル(約3208億4320万円)であった。
カンボジア・コメ連盟(CRF)のHun Lak氏によると、輸出の伸びは政府の努力によるものである。
農林水産省の農業局長によると、同局は今後数ヶ月間、特にキャッサバの収穫期に輸出が増加することを強く望んでいるという。
また、同局長は政府による輸出市場を拡大するための取り組みは、農業部門の更なる発展を促進し、輸出をさらに推進する可能性があることを指摘した。
農業はカンボジア経済を支える4つの主要な柱の1つであり、統計によれば同部門は2021年の国内総生産(GDP)に24.4%貢献している。
中国の税関総署が輸出登録企業リストを承認したことにより、カンボジアは中国への水産物の直接輸出も開始した。
農林水産省のIm Rachna報道官によると、同省の農業部門の政策は、国内の食料安全保障を確保するだけではなく、高品質の農産物の輸出市場を拓くことにも焦点を当てている。
また、同報道官は8月に「中国市場への天然水産物の輸出は、カンボジアと中国の貿易関係を活性化させるだけではなく、カンボジアの漁民の生計にも寄与する」とコメントしていた。
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