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<写真:Khmer Times>
深セン市からカンボジアを訪れている54社の中国人投資家とビジネスマンの代表団は、観光、農業、建設分野を中心に同国での投資機会を模索している。
深セン市国際交流協力基金会のWang Shi会長率いるこの代表団は、11日にカンボジアのソク・ソケン観光大臣を表敬訪問した。
会談では、観光振興やカンボジア国民の生活向上に向けた実務協力の可能性が議論された。
Wang会長によれば、最近フン・マネット首相が中国を公式訪問したこともあり、中国の投資家やビジネスマンの間でカンボジアに対する関心が高まっている。
ソケン大臣はこの代表団を歓迎し、深セン市からカンボジアへの直行便の増加を中国側に要請した。
これにより、カンボジア訪問を検討する中国人観光客の増加が期待されている。
この代表団には、建設、通信技術、観光、農業分野の企業が含まれる。
カンボジア訪問中、代表団は公共事業運輸省、国土管理都市計画建設省、カンボジア開発評議会との会談や、シアヌークビル州への訪問を予定している。
カンボジア開発評議会の最新報告によると、今年の第1四半期〜第3四半期にかけて、同国は前年同期比8.6%増の37億6000万ドル(約5632億3670万円)相当、191の固定資産投資プロジェクトを承認した。
カンボジアへの主要な外国投資家として、中国、マレーシア、イギリス領バージン諸島、シンガポール、ベトナムが挙げられる。
カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭によると、これらの投資の増加がカンボジア政府への投資家の信頼を示している。
また、ヘン副会頭は「RCEPやカンボジア-中国FTA、カンボジア-韓国FTAといった貿易協定や新しい投資法の影響を受け、カンボジアは今後、さらなる投資を引きつけることが期待される」と述べた。
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