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<写真:Khmer Times>
カンボジアの不動産仲介業者「Yi Fung Real Estate Services」の共同経営者であるStephen Suen氏によると、今年のカンボジアにおける工業用不動産の需要が2022年と比較して増加している。
同氏によると、今年は特に自動車部品、再生可能エネルギー、電子機器メーカーなどの利益率の高い製造業がカンボジアの市場に参入しているという。
また、ロジスティクス企業の拡大に伴い、カンボジア全体の中継拠点における倉庫スペースの需要が増している。
同氏はこの背景として、主要な国々の金融戦争や、中国系製造業の東南アジア諸国進出により、カンボジアに多くの投資機会が生まれてきたと指摘する。
同氏のデータによると、2023年の第2四半期の終わりと第3四半期に工業用地の需要が増加し、多くの土地投資家が10〜60haの大きな区画の取得を模索していることが明らかになっている。
また、現在のバイヤーは数年前よりも国道から離れた地域を求めており、多くの外国人投資家や地元投資家はカンボジアの地理についての知識を持って取引を行っているという。
同氏によると、新型コロナウイルス流行後の2023年には、多くの市場関係者が市場の回復を期待しているが、現状は中国からの投資家が減少していることを懸念している。
一方で、香港やシンガポール、マレーシア、台湾からの投資家は再びカンボジアに戻ってきており、新規の投資家も増加しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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