腎臓移植クリニックが閉鎖、院長の100万ドル持ち逃げも発覚

腎臓移植クリニックが閉鎖、院長の100万ドル持ち逃げも発覚
2023年10月18日 09時41分 公開
腎臓移植クリニックが閉鎖、院長の100万ドル持ち逃げも発覚

<写真:iStock>

 

カンボジア保健省は、人間の細胞、組織、および臓器の寄付と移植の管理に関する法律に違反したとして、プノンペンのクリニックを閉鎖することを決定した。

 

このクリニックは患者にインドでの臓器移植を手配していたが、院長が少なくとも18人の患者の移植費用を持ち逃げしたことも明らかになっている。

 

影響を受けた患者の1人は、今年3月にインドのメトロ病院を代表するメトロRLVポリクリニックの治療サービスに連絡したという。

 

この患者はインドでの腎臓移植サービスを受けるため、プノンペンのメトロRLVポリクリニックの院長であるNget Sam Oun氏に約5万ドル(約750万円)を支払った。

 

しかし、インドに到着した後、約束された腎臓移植サービスを受けることができなかった。

 

この患者によると、Oun氏がインドの病院に支払いを行わなかったため、腎臓移植サービスを受けることができなかったという。

 

プノンペンのメトロRLVポリクリニックの代表者は、同社が破産し、治療費を支払う資金がないことを明らかにしている。

 

現在、他に17人のカンボジア人がインドでの腎臓移植サービスを待っており、自己負担で治療を受けている状況である。

 

患者18人はこの事件をカンボジア政府に直接訴えている。
 

 

 

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