カジノ従業員のベトナム人、麻薬密輸裁判で無実を主張

カジノ従業員のベトナム人、麻薬密輸裁判で無実を主張
2024年02月06日(火)11時10分 公開
カジノ従業員のベトナム人、麻薬密輸裁判で無実を主張

<写真:Khmer Times>

 

プノンペン裁判所は5日、ドイツからカンボジアにエクスタシーとケタミンを密輸したとされるベトナム人、グエン・ドン・ハイ被告(30)の裁判を開始した。

 

ハイ被告はスバイリエン州バベット市のカジノで働く従業員で、2023年にカンボジア・ベトナム国境近くの郵便局が、ドイツから送られたフイ・アンという人物宛の小包を受け取った。

 

郵便局員は荷物に不審な点を発見し、警察に介入を求めた。内務省国内治安部門の警察は郵便局と協力し、小包の中から総量4.92kgの薬物を発見した。

 

警察は郵便局の協力の下でおとり捜査を行い、荷物の受取人に連絡して郵便局へ来る様に伝えた。

 

郵便局にハイ被告が現れ、その場で逮捕された。

 

5日の裁判で同被告は「自分は密売人でも、麻薬の所有者でもない」として容疑を否認した。

 

同被告によると、逮捕当日にカジノで働く同僚のベトナム人、フイ・アンから依頼を受けて郵便局を訪れた。

 

また、同被告は荷物が麻薬であることを一切知らされていなかったという。

 

同被告は「事前に知っていたら、巻き込まれなかった。逮捕されて麻薬を見せられ、非常にショックを受けた」と陳述した。

 

同被告は自身の無実を訴えており、12日に判決が下される予定である。

 

 

 

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