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<写真:Khmer Times>
カンボジアではクメール正月(KNY)の休日に人気観光地へ観光客が殺到し、ホテルの部屋が不足しているが、急増する「偽ホテル詐欺」が問題となっている。
被害に遭った人々は予約した部屋が存在せず、前払いした予約金も取り戻せない状態となる。
シェムリアップ州で行われた地元メディアの調査では、オンライン旅行代理店を通じて表向き利用可能なホテル部屋の支払いを行ったが、到着してみると宿泊施設が存在しないことが明らかにされた。
被害に遭った人々の中には車で寝泊まりするか、寺院で避難するしかなかった人もいた。
国家観光同盟のホ・ヴァンディ事務局長によると、これらの詐欺の犯人は休日シーズンの宿泊需要が高い時に、既に閉鎖されたホテルの予約受付を投稿する。
シンガポールの著名なオンライン旅行代理店であるアゴダも、過去に同様の詐欺に利用されていた。
2017年にタイ人女性がアゴダを通じて存在しないホテルを予約し、詐欺被害に遭った。タイ人女性は返金を求めたが、アゴダは当初、予約が有効で返金不可であると主張した。
その後、タイ人女性がタイ政府に詐欺の苦情を提出し、アゴダは返金に同意したが、謝罪はなかった。
専門家は、これらの詐欺が国の観光セクター全体を損なうことはないかもしれないが、個人の休暇体験を台無しにし、大きな苦痛を与えると強調している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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