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<写真:Khmer Times>
12日、バンテアイ・ミアンチェイ州のプノムスロク地区、プノムデイ村で、農夫ブロン・ビスさん(47)が、不発弾(UXO)を斧で解体しようとして爆発に巻き込まれ、死亡する事故が発生した。
事故の原因となった不発弾は、DK75迫撃砲弾であった。
爆発の情報を受けた軍警察と地元警察、医療関係者、地方当局が現場に駆け付け、ビスさんが現場で死亡したことを確認した。
ビスさんは不発弾を解体しようとして斧を使用した際に、爆発が発生して即死したという。
その後、検視が行われ、遺体はビスさんの家族に引き渡され、葬儀が執り行われた。
プノムスロク地区の副知事であるリー・ハン氏は地域住民に対して、発見した武器や不発弾を直ちに当局や警察に報告するように呼びかけた。
カンボジア地雷アクションセンター(CMAC)に通知し、武器や不発弾を安全に処理・撤去する必要がある。
また、ハン氏は不発弾を解体して売却しようとすることは非常に危険であり、致命的な結果を招く可能性があるため、決して試みないように警告した。
事故現場の近隣住民であるソーン・ロエウクさん(56)によると、ビスさんは畑を耕している際に不発弾を発見し、一年以上も自宅の門のそばに放置していたという。
また、ビスさんは不発弾をスクラップとして売却しようとしていたが、買い手が現れなかったため、自身の手で解体しようとしていた。
同日午後4時20分にはコンポンチャム州ボリボル地区のチョノク・トロウ村で、B40手榴弾が爆発する事故が発生し、4人が負傷した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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