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<写真:Khmer Times>
27日、カンボジア地雷対策センター(CMAC)職員が、タケオ州Donkeo市で50年近く埋まっていた重さ200kg以上の不発弾を地面から除去した。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
28日、Donkeo市警察のLong Sarun副署長によると、27日の午前11時頃、不動産事業者に雇われたブルドーザーの運転手が、同市のSala Rokakraoコミューン・Traping Sala Khang Tboung村敷地の掘削をしていた。
運転手は、ブルドーザーでの掘削中に地下5mのところに埋まっていた爆弾を発見し、業者に報告し、その業者は警察に通報した。
その後、当局はタケオ州のCMACに連絡した。
翌日、CMACの地雷除去隊員が爆弾を除去し、CMACの安全な場所に爆弾を運び出した。
CMACの地雷除去専門家によると、爆弾は1970年代の内戦中に米国航空機によって投下された重さ230kgの航空機搭載爆弾「MK-82」である。
CMACのヘン・ラタナ長官は、「過去に200kg以上のMK-82が多数発見されており、タケオ州にはまだそのような爆弾が多数残っている可能性がある。また、他の州にも爆弾やクラスター爆弾が多く残っている」と述べた。
また、建設現場で働く人々の安全を確保するため、地中に埋まっている空爆やその他の不発弾(UXO)に注意するよう労働者に呼びかけ、不発弾を見つけた場合や懸念点がある場合には直ちにCMACに知らせ、調査を要請するよう呼びかけた。
昨年、CMACはカンボジア全土で不発弾40万個以上を除去していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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