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<写真:Khmer Times>
カンボジアが後発開発途上国(LDC)からの卒業を目指すにあたり、今後5年間が極めて重要な期間になるという。
カンボジアの国連常駐調整官であるジョー・シュエア氏はフン・マネット首相と会談し、LDC卒業に向けた5年間の計画について議論した。
シュエア氏によれば、数日前に独立専門家の勧告が経済社会理事会(ECOSOC)で承認され、カンボジアは2025年から5年間の卒業期間に入る見通しである。
この決定は国連総会での承認を必要とするが、カンボジアが卒業段階に入ることはほぼ確実であるという。
シュエア氏は「2024年の対話はLDC卒業を念頭に置き、この5年間をどのように最適に管理し、活用するかを考えるものであった」と述べている。
また、持続可能な経済成長を達成する唯一の方法はSDGフレームワークを採用することであるという。
カンボジアは近年、SDGs達成に向けて進展を見せているが、2030年までに17の目標と169のターゲットを達成するためにはまだ課題が多い。
シュエア氏によれば、現状のままではアジア太平洋地域のSDGs達成は2062年になる。
国連とその関連機関もカンボジアがLDCから卒業する過程を支援しており、さまざまな分野での支援を行っている。
特に、輸出要件における炭素フットプリントや森林破壊のないバリューチェーンの構築など、将来の経済的課題に対応するための支援が行われている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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