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<写真:Khmer Times>
カンボジア観光省の報告により、2024年1月から7月にかけて、カンボジアを訪れた中国人観光客の数が前年同期比で45.6%増加したことが明らかになった。
報告によれば、この期間中にカンボジアを訪れた中国人観光客は合計46万3980人で、前年の31万8498人から大幅に増加した。
この中国人観光客数は、同期間中にカンボジアを訪れた国際観光客総数374万人のうち12.4%を占めており、中国はタイとベトナムに次ぐ第3位の観光客送客国となっている。
カンボジア観光省のトップ・ソピアク報道官は、中国人観光客の訪問が同国の経済成長と観光発展に寄与していることから、さらなる増加を期待していると述べた。
また、2024年に開催されている「カンボジア・中国民間交流年」が、より多くの中国人観光客を引き寄せると自信を示している。
プノンペンを拠点とする独立系シンクタンク、アジア・ビジョン研究所の研究員であるイェン・サムナン氏も、民間交流年を通じて中国人観光客の増加と投資促進が期待されていると指摘した。
「このイニシアチブと既存の自由貿易協定が、観光促進と経済協力の主要な推進力となり、観光客だけでなく中国の投資家をも引き寄せ、雇用創出やインフラ整備に寄与するであろう」と述べている。
観光業は、カンボジア経済を支える四本柱の1つであり、他には衣料品・履物・旅行用品の輸出、農業、そして建設・不動産セクターが含まれる。
カンボジアには、ユネスコ世界遺産に登録されているアンコール遺跡公園、サンボー・プレイ・クック遺跡群、プレア・ビヒア寺院、コーケー遺跡が存在する。
また、シアヌークビル、カンポット、ケップ、ココンの4つの南西部州にわたる約450kmの美しい海岸線も有している。
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