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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省は、収賄の疑いがあるとして、中国人8人を釈放したストゥントレン州裁判所と同州刑務所の長に対する調査を行うため、特別委員会を設立した。
サー・ソカ内務大臣の指示により、同省のカン・ソッコン国務長官を委員長とし、法務省のキム・サンテピアプ国務長官を副委員長とする8人の委員会が設立された。
委員会の任務は、不法入国の疑いで逮捕された中国人8人の釈放に関する情報収集と調査、ストゥントレン州裁判所の副検事が発行した釈放令の発行経緯の調査、同州刑務所長が中国人8人を州移民警察に引き渡さなかった理由の究明である。
内務省のトゥッチ・ソカク報道官によると、ストゥントレン州裁判所および同州当局による手続きの不正確さが、中国人8人の釈放に関して疑問を生じさせたため、特別委員会が設立された。
ソカク報道官は、事件の詳細と手続きの不正確さを明確にするために、内務省が関係省庁合同の調査委員会を設立し、調査を行うとした。
調査が完了次第、特別委員会は内務大臣に公式報告書を提出し、その後、大臣が状況に応じた更なる決定を下す予定である。
また、内務省は報告書を受け取った後、誤った行為を行った警察官に対して行政処分を科す可能性があるともしている。
ソカク報道官は不法入国に関して、最近では外国人が他の外国人をカンボジアに密入国させる事例が、移民法の厳格な施行と国境管理の強化により大幅に減少していると指摘した。
内務省は移民法の厳格な施行、出入国管理、陸上および空港国境の安全と公共の秩序の強化に引き続き取り組むことを強調している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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