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<写真:Khmer Times>
カンボジア民間航空局(SSCA)は、同国が観光地およびビジネス拠点としての人気が高まっていることを背景に、2024年内に5〜6社の新規航空会社がカンボジアの国際空港への直行便を開設する予定であると発表した。
SSCAの報道官であるシン・チャンセレイ・ヴタ氏は、国内外の旅行者にとってカンボジアの空港の魅力が増していると述べ、航空活動が堅調に増加していることを指摘した。
同氏によると、複数の航空会社がカンボジアでの運航を検討しており、変動がなければ2024年末までに5〜6社が直行便を開始する。
同氏は、新たな航空会社の参入により、カンボジアへの接続性が向上し、観光と貿易の促進により経済成長が期待されると付け加えた。
また、より多くの航空会社が就航することで、旅行者にはより多くの選択肢が提供され、運賃の低下やアクセスの向上が見込まれる。
同発表は近年拡大を続けるカンボジアの航空業界にとって明るい兆しである。
SSCAの報告書によると、2024年上半期には、国内の3つの国際空港で合計303万人の航空旅客が利用し、前年同期の248万人から22%増加した。
SSCAは、年間の航空交通量が2019年のパンデミック前の水準と比べて67%増加するとの予測を立てている。
ヴタ氏によると、航空活動は堅調に成長しており、2024年内には旅客数がパンデミック前の水準に達する見込みである。
カンボジアの空港の近代化とインフラ整備への取り組みが、新規航空会社の誘致や観光業促進に大きく寄与している。
現在、国内には3つの国際空港があり、そのうちプノンペン国際空港とシアヌークビル国際空港はカンボジア・エアポート社が管理している。
中国資本が投入されたシェムリアップ・アンコール国際空港は、カンボジアのアンコール国際空港投資によって管理されている。
また、新たに建設中のテチョ国際空港(TIA)は、15億ドルをかけた第1期工事が78%完了しており、2025年上半期に全面稼働する予定である。
この4F級空港は年間1300万人の旅客を処理できる能力を持つとされている。
公式報告書によれば、2024年6月時点で、31社の国際および国内航空会社がカンボジアの3つの国際空港に就航している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。