カンボジアの労働需要、主要3セクターで5万人超

カンボジアの労働需要、主要3セクターで5万人超
2024年10月08日(火)00時00分 公開
カンボジアの労働需要、主要3セクターで5万人超

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア労働職業訓練省(MLVT)は10月4日、産業、サービス、農業の主要3セクターで5万人以上の労働者需要があることを発表するとともに、特に若年層は収入を増加させ、家族を支える機会が広がることを強調した。

 

同省によると、生産チェーンの強化のために国内全体で5万1705人の労働者が求められており、産業セクターで3万9017人、サービスセクターで2801人、農業セクターで9887人が必要とされている。

 


特に労働需要が高い5つの州として、コンポンスプー州で1万1000人以上、コンポンチュナン州で1万人以上、プノンペンで9000人以上、スバイリエン州で4000人以上、ラタナキリ州で4000人以上が必要とされており、その他の州でも1万人以上の労働者が求められている。

 

特に需要が高い職種として、縫製機械オペレーターが3万人以上、プランテーション労働者が9000人以上、生産作業員が1000人以上、金属生産工程の検査員、靴製造関連の労働者が合計800人以上、その他に6000人以上の労働者が必要である。

 

同省のカッタ・オン報道官によると、同省の国立雇用機関(NEA)は2024年上半期に登録した1万7535人の求職者に対して、3380件の職業紹介を行った。

 

また、これまでにNEAを通じて約4000人が産業、ホスピタリティ、農業、アグリビジネスといったセクターで就業しているという。

 

フン・マネット首相は2023年11月に、貧困層や脆弱な家庭出身の若者に職業技能を提供し、安定した職を得て家計を改善可能にするため、150万人の若者を対象とした職業訓練プログラムの実施を発表している。

 

同省は同プログラムの第1フェーズとして、建設、電気、電子工学、一般機械、観光、サービス、アグリビジネス、ビジネス、情報技術など、10分野の38スキルを選定している。

 

 

 

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