カンボジア労働省、生産性向上を呼びかけ

カンボジア労働省、生産性向上を呼びかけ
2024年08月07日(水)00時00分 公開
カンボジア労働省、生産性向上を呼びかけ

<写真:Khmer Times>

 

労働省と職業訓練省のヘン・ソー大臣は、労働団体、労働組合および雇用者代表に対し、地域的および国際的な競争力と生産性の強化を求めた。

 

カンボジアナホテルで開催された「カンボジア・ディーセントワーク国別プログラム2024-2025」の全国三者構成ワークショップにおいて、ソー大臣は、第7次政府では新企業の誘致だけではなく、カンボジアへの投資企業の質も重視していると述べた。

 

このワークショップには国際労働機関(ILO)、労働組合、雇用者代表が参加した。カンボジアで年次ディーセントワークに関する全国三者構成ワークショップが開催されるのは今回が6回目である。

 

ソー大臣はまた、カンボジアにおけるディーセントワークを現実的かつ実践的に議論し、この分野での真の成長と調和を確保するよう全国三者構成ワークショップに要請した。

 

ソー大臣は4日の自身のソーシャルメディア投稿で、第7次政府のもとで社会保護が拡大され、質の向上が図られていると述べた。

 

「ディーセントワークプログラムの第2の優先事項として経済要因に焦点を当てる。投資誘致や新企業の創出だけではなく、カンボジアに投資する企業の経済活動の質も重視する」と付け加えた。

 

さらにソー大臣は、労働者に対し、非公式および公式の両セクターでより多くのスキルを学び、生産性と効率を向上させるように奨励した。

 

「労働者は新しいスキルを学び、生産性と効率を向上させ、法律や義務を理解し、労働紛争の解決方法を学び、同僚や企業との協力方法を理解し、自己のためだけでなく同僚のためにも行動することが重要である」と強調した。

 

5月には、カンボジア政府を代表して労働省がILOと「第6フェーズワークプログラム」の実施に関する覚書(MoU)を締結し、「ビジョン2030」と「ビジョン2050」に沿ったより良い社会繁栄を目指している。

 

新フェーズにおけるカンボジアのディーセントワークプログラムは、「ビジョン2030」と「ビジョン2050」枠組みの正確な実施を補完するよう設計されており、国際労働基準、ディーセントワーク、社会保護、社会対話、三者構成メカニズム、スキル、ジェンダー配慮、児童労働および障害者に関する取り組みを促進している。

 

 

 

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