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<写真:Khmer Times>
カンボジア電気通信規制当局(TRC)の報告書によると、6月時点で同国のモバイルおよび固定インターネット加入者が2000万人に達し、2020年の1660万人から大幅に増加したことが明らかになった。
同報告書によれば、モバイルインターネットユーザー数は2190万人に増加し、2020年の2080万人から5.2%の増加を記録している。
カンボジアには現在、4つのモバイルインターネットサービスプロバイダーと39のインターネットサービスプロバイダーが存在し、インターネットインフラが急速に拡充されている。
加えて、カンボジアは2つの海底光ファイバーケーブルを有し、1つはタイおよびマレーシア、もう1つはアジア、アフリカ、ヨーロッパの18カ国と接続するものである。
カンボジアデジタル技術協会のチン・ケン会長によると、インターネット加入者の増加は国民が新しいデジタル技術に対する意識を高めていることを示している。
カンボジアの人々は新しい技術を学び始めており、スマートフォンでのモバイルインターネット利用がコンピュータに移行する前段階として容易になっている。
カンボジア国立銀行のチア・セレイ総裁は以前、モバイル決済サービスが金融包摂を強化するとともに革新を促進し、ユーザーにとって利便性と安全性を提供する上で大きく貢献していると述べていた。
2023年には同国でのモバイル決済額が4920億ドルに達し、2022年の2728億ドルから80%の大幅な増加を記録した。
カンボジア政府は「2021〜2035年デジタル経済および社会政策枠組み」を公式に発表し、モバイルインフラと高速インターネットの拡充を図っている。
政府は第4世代移動通信システム(4G)の普及を進め、第5世代(5G)への移行を目指すとともに、全国のすべてのコミューンに高速インターネットを提供するために、海底および地上の光ファイバーインフラの構築を推進する方針を掲げている。
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