借金を抱える事業主、分割での税金支払いが可能に

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア税務総局（GDT）の発表によると、同国の企業経営者や事業者で税金の支払いが困難な者は、最長で3年間の分割払いによる税金返済を申請することが可能となる。

小規模・中規模納税者管理部門のバオ・ピチティロン副局長がFresh Newsの取材に応じて説明を行った。

同副局長によると、税金の分割払いは1カ月ごとに行われ、分割返済期間は最大で3年と定められている。

金利については初年度が無利息、2年目は税務総局が算定する市場平均金利、3年目は月利1.5%が適用される。

納税義務とは納税者が期限内に支払わなかった全ての税金や関税を指し、未払いの税金には追加税や利息も含まれる。

納税義務が発生する原因としては、過失や脱税、税法の施行に対する妨害などが挙げられている。

税金の分割払いを希望する納税者は、事業主または法的代理人が署名した申請書を税務総局に提出する必要がある。

この制度は経済的な困難に直面する企業が納税義務を履行しつつ、経営を続けるための支援策の一環とされる。

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